昨日の夜、仕事終わりに友人と、久しぶりにカラオケに行きました。そこでびっくりしたのがジョイサウンドの後継機「ハイパージョイサウンド」の曲数の多さ。本見た瞬間、「おおいい」、って叫びました。サニーデイ=サービスの充実ぶりにはビビッタ。でも実は、もっと曲数の多いカラオケの機種ってあるかもしれないですな。誰かおしえてください。


就職してはや1ヶ月半。仮配属となり、実務に入って、はや1ヶ月。とはいえ、まだ、土日は完全に休みだから、今から週末が待ち遠しい。木曜の夜が一番ワクワクしてるんじゃないかっていうかんじで。

もうこうなったら、月曜の朝が一番楽しいことにしてしまおう、自己暗示で。でもやっぱり日曜の夜はサザエさん症候群。

仕事ってやっぱりハードだ。普通に5月病気味だったから、日記も5月初だし。もうワールドカップ始まるっつうの。

でもやっぱり、どんな曜日でも、夜っていいですね。
昨日の夜中(厳密には今日の早朝)、学生気分で台場付近をドライブしていた。

東京タワーにも近寄った。
東京タワーって午前零時に電気が全部消えるんじゃなかったんでしたっけ?
昨日(今日)消えなかったですよ。

まあ、それはいいとして、、、。

東京を闇に紛れて冷やかすのにも満足し、東京からわが故郷ティバへ車で帰る途中、事件は起こった。
午前3時の湾岸沿い、私はT=REXの『20th Century Boy』を聴きながら、土曜日の朝、の千葉めがけて飛んでいた。

すると、テープから聞こえていたボーカル、マーク=ボランの声が聞こえなくなった。
ていうかもちろん演奏ごと聞こえなくなった。
「おや?テープの劣化?」
とか思っているうちにエンジンの回転数が思うようにあがらなくなって、ヘッドライトはおちてゆき、車はナント国道上で完全にストップ寸前。
なんとか左に寄せたところは橋の上、そして車は完全に動きを止めた。

荒川にかかる橋の上、すごく不安なままJAFに電話。
40分くらいでかけつけてくれるという。

暗い中で止まってしまった上、国道なので、夜中でも(だからこそ)トラックがビュンビュン走っているため、私は発煙筒をたいた。

それをポトリと車の後ろに落とした後、僕は同乗者に同情された(ダジャレ)。

約30分後、かけつけたJAFのオジさんいわく、けっこうな壊れようとのこと(発電機全壊)。
バッテリーつないで充電してもらっても、自走で家まで帰れない状態なので、積載車が登場。相当な出費でしたがなんとか家に到着。

それにしても家族共用の車なのですが、思い入れ深い車なので、直すのも僕的にはアリなんですが、現実的には買い替えの方が賢明。

今日、「ブランニュー・カーは何にするか?」について家族でもめ始めました。

みなさん、車の点検はちゃんとしましょうね、走行距離結構いきはじめたら。
会社員になったのにまだここで日記つけていてすいません。

新入社員研修の都合上、先週から今週にかけての休みが変則で、土日でなく火水、つまり昨日今日が休みだった。

昨日はゴロゴロして夜ちょっと地元の友達と遊んだ。

今日は昨日のマッタリで疲れも取れたので、わが街ティバから東京へ出た。
『ビューティフル=マインド』という映画のタダ券があったので、映画を観に(その券は主に東京の劇場でしか使えない券)。

それで今日の日記は何が言いたいかというと、映画がどうだったかではなく、映画を観に行ったのはただその作品がアカデミー作品賞だったからであり、問題は映画の前の暇つぶしにあった。

開映時間を特に気にせず銀座へ出かけていった私は、映画の始まる時間の都合上1時間銀ブラしなければならなくなった。

そこで私は某外資系レコード屋に入ったのだが、何が言いたいかって売り場の陳列の仕方がわかりにくい、ってこと。ていうかそれは私が時代についていけていないだけ?かといって店員になんか聞こうにもたいして店員いないし。

でもジョンスペ試聴してきましたよ。カッコよかった。来日するんだそうで、6月。ワールドカップとかぶるってのがオツですな。店にあったチャート表でも洋楽一位。ま、かっこいいから当然ですね。ACMEとは全然違ってシンプルになっ(そういう風に帯に書いてあった)ていて、ロックンロールでした。ていうか実験的だとか、テルミンを使ってるだとか、どうでもよくて、あの歌い方と繰り出されるリフ(リフっていわねぇか)が本当にいい。カッコイイ。ただそれだけ。

でも、買わなかったんですけれどね。

(今日のオヤジギャグ)
(おなかをさすりながら)「いやぁー、今日は朝から『ゲーリー=オールドマン』(下痢)でしてねー。」


キャンプ イン。

2002年4月2日
明日から研修合宿です。
たった2泊3日だけれど。

久々ですね30人で3日間過ごすなんていう集団行動。
僕はこういうの大好きです。

それにしても朝型になってきた。
人は変われる。
ちなみに入社してからまだタバコ吸ってません。
このまま止められる気がする。

かー、眠くなってきた、こんな時間に。
では、おやすみ。
普通にゆっくり起きて、納豆とご飯と味噌汁を食べた。
普通に少し本を読んだ。
そのあと、少しテレビでJリーグを観た。

昼飯として蕎麦を食っていたら、携帯が鳴った。
「ボールでも蹴りませんか?」
近所の中学校のグランドで4対4のサッカーをやった。
今日はとても暑い。

そして今日記を書いている。
明日からはナント仕事です。
最初は多分研修ですが。
ドキドキです。

さすがにF1はビデオにとって後日見るしかないか。

昨日の夜中、今朝の明け方前、シャワーを浴びていた時、急に「自分という存在は飽くまで一人であって、そんな自分もついに月給取りになるのか、」なんて実感した。
「月給取り」って言っている時点で、自分の中でなんだかネガティブなものをイメージしているのかもしれないが、正直自分も大人になったな、と思った。

床についたとき、「あくび」だか「切なくて」だか、涙がこぼれた。
ほほをつたい耳の中へ向かう涙は、温かいが、耳の中に入ると冷たくなった。

明日からガンバロウ。
昨日はサークルの追い出しコンパで追い出された。
朝までダラダラ飲めた。
よかったんじゃないでしょうか。


朝帰り、朝の電車で東京からティバへ向かう。
だんだん通勤のオジさんたちが東京に向かい始める時間。
向かいのホームの企業戦士は、やっぱどう見ても少し悲しげで。

私は卒業式も終え、入社式を控え、学生と社会人のハザマにいる。
朝日が綺麗で、こんな気分で見る朝日は最後かもしれないと思ったら、切なくなった。

「これからは、土曜日が待ち遠しい人生をしばらくやってみるか。」と決心して、弱い心は振り払った(つもり)。


世界はまわり、まわりまわって、土曜日は何回でもやってくる。
これからは、できれば金曜の夜中から、土曜日にむかって車で走れたらいい。
そんなに甘そうな仕事じゃないけれど、私の就職。

とりあえず2年くらい、がむしゃらに行くぞ、という決心が主題の、今日の日記。
花咲く朝は近い。
花って良いな。
しかしつきつめて考えると実際花には余り興味は持てない。

育てるのは大変だろう。
趣味で花は育てたくない。
「花が咲く」というファンタジーにすごく期待しているが、育て方や花の名前に関しては無知に等しい。

花屋は少しやってみたい気もする。
花のコンビニ、のような商売。
通勤通学の地下鉄で花を手にしている人を1日10人みかけるような世界。
考えようによっては普通か。
外国とかなら。
外国とかって花屋多そうですし。

「花屋」のことはどうでもいい。
「花」の話しを続ける。
続けて何日も草花に水をやったことがあった。
親が海外旅行に出かけた、去年の夏。
8月の夕方、やっと暑さも一段落した庭に出る。
長袖長ズボンで(とくに蚊の多い地域に住んでいる、嫌な事実です)。

今なんでこんなことわざわざ思い出して書いているかというと、「草花に水やる」行為が楽しかったからです。
楽しいというよりは、生きている実感をした時間だった。
まぶたを閉じればホースの先の霧の向こうに、夏の草花が。

最近の私は、ハッキリいってダメダメだ。
チンタラチンタラ暮らしている。
惰性で暮らしている。
まだこたつに入って暮らしている。
「フレンドベーカリー」を2日に1袋食べて暮らしている。

生を実感したい。
去年の8月が懐かしい。
日記を読み返すとそう思う。
そんなに甘くはなかったんだけれど、きっと去年の8月も。
でもそのころ生の実感はあったはず。
あのころから比べると今の自分は。

もうだいぶ書いたんだなぁ。
毎日ではないけれどよく続いたもんだ。
そして時として今日のように感傷に浸ってしまう時がある。
書いてて後悔してきた。
でもいいストレス解消になっているような。
ストレスを深めているような。

昨日いい映画を観た。
恥ずかしい、ちゃちな映画だったが。
映画の作り手が何かを吐き出している映画。
それを観た作り手である彼は悩みを深くしているかもしれない。
反面彼のいい思い出になるのかもしれない。

思い出になるのか?
「胸いっぱいの思い出を かかえたその両手に傷」になるのか?

夢想気味になってきたので音楽の話。
トム=ウェイツ、曲良いけれど聴いてて辛い。
悲しい調べにのせて夜を過ごすのはもうよそう、と何度も思う。
トム=ウェイツに限らず、悲しげな曲で自分を落としてしまうっていう手法って、カタルシスとしてあると思うが、私には向かない。
もうやめる絶対に。

「ダメ、ゼッタイ」(オチ、になってないし、不謹慎)。
今夜の気分は最悪に近い。
でも花咲く朝は近い。
先日借りた3枚のCDがある生活です。

ザ=クラッシュ『ロンドン=コ−リング』、すげぇいい。
クラッシュにあと5年早く出会っていたら、、、。
私は今カッコ良かったはずです。

ライ=クーダーはオヤスミソングです。
聴きながらだとよくねれた。
本当のところは布団を干したから。

ここのところ本当に天気がいいです。
桜の開花予想、東京は3月の20日という異例の早さ。
4月になる前にこりゃ葉桜ですな。
入社の頃には花びらの散る通りを歩くことができないのか。
まあ、その方が良いけれど。
入社当日に花びらの散る通りを歩いていたら、多分テンション下がる。

ところで問題はトム=ウェイツ。
かっこいいと思うけれど何だかヤケクソです。
声も今ほど潰れていないセカンドアルバムなのです。
酔いどれロッカ−、トム=ウェイツを酒の肴として聴きながら酒を飲むのは多分身体に悪い。
でもそろそろやりたい。

今週末は大学の腐れ縁らと温泉に行き、来週は沖縄に行く。
viciousのギター占いによりますとリゾートラブ運上昇中(A、D、Eのスリーコード)。
TVブロスの占いをやってる、ありえーる=ろどん氏が内村プロデュ−スで「ギター占い」というのをやっていたのにインスパイアされまして。
実際には前もって考えていた事をギター弾きながら歌うだけなんですが。

別に「リゾラバ」(BY爆風スランプ)はどうでもいい。
私は太陽と月を探しに行く(本気)。
爆風スランプで思い出したが、パッパラー河合のギター好きだった。
「パッパラパー代ゼミ」という名前でギタリストデビューしたい。

したいことを夢想気味に書いてきましたが、そろそろ歓送迎会シーズンに突入します。
私が一番嫌いなシーズンです、3月4月。
「出会いと別れの季節」ですか、冗談じゃありません。
好きな人と別れ、嫌いな人と出会ってしまったらどうするんですか(パラノイア気味に)!

昨日、バイトで一番可愛い子に「viciousさん顔青白いですよ、いつにも増して」と言われた。

オワリ。

最近遊び疲れしてきた。
4月の就職を控え、学生生活あと少しと思って頑張って遊んでいるのですが、遊び自体だらけてきました。いつも同じ志向、思考、嗜好で遊んでしまいます。

「今夜こそきっといいことが起こる。」
と、この2,3年間思いつづけているわけです。
でも目の前を通り過ぎていったのは季節、年月、つまり無駄に年食ったなぁ、って自分では思うしかないわけです。

でもただ無駄に年食ってるだけなんて思いたくもありません。

昨日、クラッシュ『ロンドンコ−リング』、トム=ウェイツ『土曜日の夜』、ライ=クーダー『ジャズ』を借りた。

ライ=クーダーを聴きながら眠りました、昨日の晩は!これで十分成熟した大人でしょ!皆さん。

リトル ヴォイス。

2002年2月27日
昨日また飲んだ。
バイトの先輩方と。

年上の人たちと飲むのは得意なんだが、昨日のメンツはなぜか飲むといつもテンパる。
「キョドってる」と何回も言われた。
「テンパってる」「キョドってる」などと言われることは、1、2年前くらいまでは嫌ではなかった。
キャラ的に少しおいしい、くらいに考えていた。

でも最近、言われすぎたせいで、そういうキャラにとらえられることでへこむようになってきた。
今朝、なにか決意して生まれ変わりたいなぁ、と思いながら起きた。
でも今も気分は「下がってんの」。

なんだか弱ってたせいで、昨日いっしょに飲んでたバイト先の隣の店のちょっと気になる子のメアド聞くタイミング逸した。
それが何よりイタイです。

今から専門に出かけるのですが外は暗く少し寒いです。
「ああ、好きな曲でも聴きながら暖かい部屋でごろごろしたい」(←私が一番弱っている時)。
おととい、某所の「土風炉」という店で飲んだ。
その店は、なんと1時間半おきくらいに花火が上がる。
もちろん電飾がピカピカひかり、ドンドン音がするだけだが。
しかし、ちょっとうるさいだけだった。
「土風炉」高いし、私にとっては。

そのあと、「プロレスとブルース」という名前のバーに行く。
その店は、その名のとおり、プロレスとブルース(ロックやジャズも多いが)のビデオをプロジェクターで楽しみながら飲むという店だった。

最初はその日に行われた「プライド(たしか19)」が流れていたが、そのうちリクエストされた試合が終わり、マスターが私に「なんかかけたいのある?」と聞いた。

そこで私は、最近傷害事件で容疑者になってしまった前田日明の試合の中から、一般的にベストバウトの呼び声高い「対ドン=ナカヤ=ニールセン戦」をリクエストした。15年くらい前の試合だと思われる。

リング脇にはセコンドとして、なんだか垢抜けなかったころの高田延彦がいた。そしてジャージ姿の高田が、ラウンドが進むとなぜだか上半身裸になっていた。しょっぱい。試合の内容もなんだかロープブレイクの連続だったが、まあ前田ということで、燃えた。

前田選手、あんまり悪いことしないで下さい。

その映像に続き「猪木、藤原組対前田、木戸組」が始まった。その頃には一緒にきていた女の子は寝てた。ちょっとコア過ぎたか。そいつの彼氏くんは、結構熱狂して観ていたが。ていうかそいつってなんにでも興味見出せる男なんだよなぁー。そこがうらやましい。

格言 「酒の肴は、たしかに食べ物とは限らない。ただし電飾の花火はいかがなものか。」

ベルリン。

2002年2月21日
『千と千尋〜』すごいっすねー。
金熊賞ですって。
ベネチア映画祭のグランプリはたしか金獅子賞。
なぜ熊や獅子なんでしょう。
その所以でも調べて、今度日記に書きとめようと思う。

とにかくこれで、また日本でもロングラン上映やら特集上映やらで流れるでしょうし、ヨーロッパでも上映されるみたいです。

しかし、私の感想ではあまり面白くなかった。
なぜか?考えても言葉は見つかりません。
映画館のイスに座っているのが少し苦痛だったおぼえがある。
最近映画館で観た映画ってどれもあんまだな。
ケツの耐久力が無くなってきたのかもしれない。

先日『トラフィック』、ビデオにて観る。
たのしーんだ、これがまた。
家でごろごろしながら観られたからだろうか。
某時代某所のように、寝そべって観られる映画館無いんですかね。

『トラフィック』。
これはまさにゾクゾクする群像劇。
でも最近で群像劇と言えば『マグノリア』とかありましたが、あれは本当にわかりづらかった。
群像劇ってわかりづらいなって印象があった、今まで。

でも『トラフィック』最高。
マイケル=ダグラスの出るときの青っぽい画、ベニチオ=デル=トロの出るときの粗い画。
コントラストって言えるかどうかわからないが、そんな感じ。
これもまた、ソダーバーグの巧さなんだろう。
100人以上登場人物がいる。
でもわかりやすかった、っていうかすっきりしていた。

ソダーバーグのいい所って、第1にわかりやすさ。
わかりやすい技巧、編集だったりするのだろう。
「凝っている」ということがわかりやすい。
なんだか言ってて、わけわかんなくなってきた。

今、アメリカンニューシネマの名作『バニシング=ポイント』借りていてまだ観てない。
早く観たいけど今日夜更かしできない、暇人のくせして。

ザ ライミー。

2002年2月13日
↑は『イギリスから来た男』という映画の原題。
スティーブン=ソダーバーグ監督作品。出演テレンス=スタンプ、ピーター=フォンダ、、、etc。

テレンス=スタンプは、『コレクター』(ウィリアム=ワイラー監督作品)で映画史に残るシリアスキラーを演じ、パゾリーニ、フェリーニ作品にも起用された怪優。いわゆるヨーロッパアート系かと思いきや、『スーパーマン2』で悪役をやっていたりする。それがまた変態チックな役。まさに怪優。イギリスでは国民的な俳優らしく、99年の今作品(アメリカ映画)での復帰はちょっと話題だったらしい。

テレンスには身内にザ=フーをデビューさせたを音楽エージェントがおり、若き日にはピート=タウンゼントやジム=モリソン(ドアーズ)、キース=リチャ−ズ(ローリングストーンズ)が遊び仲間だったとか。キンクスの名曲『ウォータールー=サンセット』は、60年代当時付き合っていた女優ジュリー=クリスティとテレンスについて歌ったものである。

今作品でのスーツの着こなしもシブイのですが、イギリスではロキシー=ミュージックのブライアン=フェリーといつもベストドレッサーを競い合っているような、そんな元来シブイおじ様である。

(ここまで、今作品劇場公開時のB5チラシ参照)

年老いてなおストリートのにおいがプンプンするテレンス、靴下からもプンプンと(映画評論家今野雄二氏によると、「テレンスが今作品ではいている靴下は白に見えるが、あれは銀の糸が縫いこんであって実際見るとシルバーがかっている」らしく、まさに60年代のモッズアイテムなのだそうだ)。

実際みどころは、テレンスに尽きるのだが、「今ハリウッドで一緒に仕事をしたい男NO1」スティーブン=ソダーバーグが惚れ込んだ才能が、怪優テレンス=スタンプである、という点は見逃せない。

『イギリス〜』の日本での劇場公開時は、『アウト=オブ=サイト』でこけた監督でしかなかったソダーバーグであったが、『エリン〜』やら『トラフィック』でアカデミーホルダーとなり、今や『オーシャンズ11』でブラピやらマット=デイモンやらを従えてしまった監督である(今日『オーシャンズ〜』観てきたが、、、まだなんとも言えない)。

たしかに『イギリス〜』でのソダーバーグのアイデアは目を見張るものがある。素晴らしい監督だと思う。特に、物語の進行において、時間軸が交錯するのだが、登場人物の思考を視覚化している様子がわかりやすかったように思う。

演出・編集に凝っているのだけど、ストーリーの軸はハッキリと一本なので複雑すぎない。ホントに観ていて楽しかった。そして、『イージー=ライダー』で「ピーター=フォンダが演じた主人公が見たもの」に通ずるものを、思考の視覚化に感じた。

今作品中にピーター=フォンダによる『イージー=ライダー』のセルフパロディとかあるし。

つまり、とにかくこの映画は、60年代のカルチャーヒーロー、英国のテレンスと米国のピーター=フォンダにソダーバーグが捧げたもので、そういうものやらせてもソダーバーグは凄い。

久々にいい映画観て、「ググッ」ときちゃったので気合入れて書きました。
曽我部恵一がソロ出したこと最近まで気づいてなかった。
不覚。

この前の日曜、バイトの休み時間、バイト先のそばのCD屋に走る、シングル探すために。
土曜にバイトのとなりの店で働くYさんに「曽我部ナントカの新曲聴いた?好きなんじゃないの」、といわれて気づいたんですソロ活動に。

新譜のところに並んでいない。
「渋谷・下北のCD屋なら新譜のトコにあんだろーなー」というご自分勝手な渋谷・下北コンプレックスを垂れ流しながら、邦楽のサ行へ。
案の定サニーデイのところに謎の紙の物体が数枚。

「曽我部のシングル、レコード風包装!(心の叫び)」

すべてがびっくりですよ。
ジャケには手書き風(というか手書き)の絵とLOVEとかPEACEとかの文字に混じってHARUKOとかMOMOの字が。

訳わかんないけれど買ってライナー読みながら聴いた。

そして今日(厳密に言えば昨日)夕方に本屋ビレッジヴァンガードへ。
ライナーによればクイックジャパンとかに小西康陽との対談が載ったとかなんかだったので。

店内に入ると聴き覚えのあるメロディーと詩が。

「あの星 砕け散って あとにはただ風が おれ達のこの髪が 風になびけばいい」

去年聴きまくったサニーデイのアルバム『24時』2曲目の途中だ(タイトル忘れた)。
とにかく音楽雑誌のコーナーへ。
「ここの音楽のコーナーはちっこいな」
いつものように思った。
目を凝らせばロッキングオンジャパンに曽我部の文字が。

『24時』流れる中、バンドの解散や結婚、子供の誕生について知った。
ライナーにも書いてあったが。
ハルコは娘でモモは奥さん。
これはライナーノーツ情報。
またソロ活動の開始の曲は、反戦の歌であることも書いてあった。
これもライナーに書いてあったか。

ロッキンオンを読んで思ったことは、彼のバンドを終わらせた思いの純潔さ。サニーデイというバンドに対する彼の思いはカッコイイなと思いました。

とにかく彼は「音楽を作る合間に子育てをするのではなく、子育ての合間に音楽を作っている、、」とのこと。
とにかくソロ活動を開始。んーうれしすぎ。

1曲目『ギター』。不思議な曲だと私は思いました。掴み所なく心に染み入りますね。2曲目『月』。月は理屈ぬきで好きなのでなんかそれだけでもうお腹いっぱいです。イメージとしてはアルバム『愛と笑いの夜』の最後の曲『海岸行き』風。『海岸行き』は仕掛けがいっぱいの感じでしたが、『月』はオール宅録らしく、シンプルですごいセルフな感じ(セルフィッシュに近い、でも嫌味がない)が伝わってきます。

ああ、アルバム楽しみだ。
出すとは雑誌に書いてあったから。
期待せずに待とうと思う(2行上で期待してるけど)。
最近週末はバイトに追われる。

月曜日。成人の日。バイト先の串揚げ屋に、成人を迎えたバイトの後輩が晴着でやってきた。ただで飲み食いできるから、祝いだし。

「こっちは疲れまくって体調不十分なのに、ったく。」

とか最初は思ったが、晴着姿の二人は確かに綺麗だった。

バイトのユニフォームである作務衣姿の私は、店の前で2人と記念撮影をした。綺麗に着飾った2人に不覚にも緊張した。


バイトから帰ってきて、テレ東深夜のアメリカンプロレス番組『ライブワイヤー』を観る。仕事に疲れ、酒をちょっと飲みながらプロレスに興奮する様は、晴着姿の2人にだけはみせたくない姿である。

今回の放送では、もはやヤラセが、往年の『水曜スペシャル=川口浩探検隊』のレベルを超えていた。それはそれで、くだらなすぎて面白すぎるし、バイクで試合会場に入ってくるジ=アンダーテイカー、かっこ良すぎ。「ハードコア王者」っていう肩書きもシビレル。


目が覚めたら、昼はとっくに過ぎていた。1月15日火曜日。歯医者くらいしか用事がない。とりあえず、納豆とご飯と味噌汁で飯をすませ歯医者ヘ急ぐ。

道すがら、暖かさというか、湿っぽさというか、良い気候にすっかり良い気分になる。「今日は何もせずにのんびりしよう」というかっこいい台詞を心の中で呟いてみるが、就職決まった後の私にそんな日は結構多くあった。

歯医者の素晴らしい診察用のイス。それに座ると後から、中年の女性に付き添われた初老の女性が私の隣のイスに座ることになった。

「こんにちは」。彼女はそうはっきり言った。見ず知らずの私に。私は突然だったので軽く会釈を返すのが精一杯だった。

付き添われているのは、老人特有の症状のためか。
まさに恍惚の中にいる彼女を、やっかいだとかは、私はこれからはもう思わない。昔は多少なりとも思ったけれども。「自分がこれから老いるから」とかそんなにちっぽけな理由からではなく、私に一瞥をくれた彼女を肯定する。

歯医者を終え、家に帰って、ムショウにコーヒーをすすりたくなり、宮本輝の『私たちが好きだったこと』を持ってドトールへ向かった。

完璧な喫茶店ライフを1時間半ほど過ごし、家へ帰って、明日製本に出す卒論を整理してプリントアウトした。


兎にも角にも明日(書いてる今は既に1月16日AM2時だけれど、つごう明日)は夕方過ぎ、雨が降り出すらしい。夜だったかもしれない。とにかくやがて雨が降り出す。そして寒さは逆戻りらしい。

少し寒さが和らいだ最後の晩なので、夜更かしして寝ようと思い、筆をとって筆をおく。
土曜の夜から日曜朝にかけて横浜探検。

多国籍オネ−チャンの立ちんぼが並んでいる店を横目に(金がないから。あればなぁー、、、普通に行くYO)、D黒埠頭へ。

目的はドリフト族観察。
警察車両が来る度に、ドリ車及びギャラリーが逃げる逃げる。
ギャラリーも取締りの対象なので、昨日も2回走った。
久しぶりに本気で走って、足ひねった。

D黒パーキングへ向かう橋は、夜景が綺麗だった。
隣にいたのが腐れ縁の男だったのが残念。

『オール アバウト マイ マザー』で、主人公マヌエラが汽車で、マドリードから青春時代を過ごしたバルセロナへ向かうシーンの夜景くらい綺麗だった。あのシーンは音楽もすごく良い。意味もなく泣けた。

また、なにかあったら、D黒に行って、しんみりしたい。高速代かかるけれど。
昨日国立競技場へ。
高校サッカー決勝。
風が強い。
長崎県代表国見高校優勝。

ハーフタイムのDREAMのライブ。
寒風がさらに身にしみた。

岐阜工業9番FW片桐淳至(あつし)。
すごい荒削りなスター。
磨けば光るかも知れないのか?

しかし思うことは、身長187、8センチのスターフォワード現れないかなーということです。
日本の為に。
片桐君176くらいですし。

<今日の独白>

手が冷たい、泣きたい、そして愛したい。
(トルストイ『日記抄』)

君は 美しい 戦いに敗れても 君(片桐君)は美しい。
(『高校サッカーのテーマ』)

おとといタイトルと同題の映画をビデオで観た。

最近服万引きしようとした女がオムニバスの1個目に出てきた。若くて可愛かったです。

観終わって、ちょうど夜が明けたのですが、エンディングのトム=ウェイツの曲がしみました。そしてかなり幸福な気持ちに。そして昨日その映画についてバイトでワーワー言っていた。でも「幸福」って日本人の思考の仕方じゃ捉えづらいと、バイトの先輩の哲学科の院生に言われる。「確かにそうですねー。」と言うと、「お前は性善説のタームとしか言いようのない奴だな。」といわれ、今度サシで飲む約束をする。

もし会社をクビになったり辞めることになって再就職先でいいのがなかったら、ロンドンでタクシードライバーをやるのも良いな、と3秒考えてやっぱ無理とか思いました。


はたまた昨日バイトの飲み会に。

バイトのとなりの店の飲食店の人たちとも最近仲が良く彼らも飲みに来ていたんですが、午前1時半にその店の17歳高校2年生のバイト(女)が登場。

スカートみじけえわ、ラ−クマイルド吸ってるわ、時折タメ語だわ、「男の人が悦ぶテクニックを身につけたい」とか言うわで、日本の未来が本気で心配になる私でした。

今朝5時、自転車で帰宅。

昨日雨が降ったおかげで意外に寒くなかった。
日もみじかくまだ暗い歩道をチャリで走っていたら、なんか結構大きくて透明で固いポリ容器を踏んでしまった!
私の身体と愛車は宙に浮いた。
しかし意外に見事に着地。嬉しかった。

今日昼、歯医者に行く。

あそこはヤブだ。

そして今卒論を書いている。
いいともスペシャルの関根勤のものまねはみたい。
こんなものでしょうか。
昨日東京駅地下を歩いていたところ、、、

ちょっと迷ってるっぽかった50代白人女性、が私に、「丸の内線に行くにはどっちの方向なら良いの?(英語で)」。

はっきり言って丸の内線に乗って新宿御苑前まで行こうとしていた私はしょうがないから言った、「フォローミー(紀香=アズ=ジャンヌダルク風に、とはいかないが)。」

その後切符売り場に行くまでの間の200メートル位、中2レベルの英語で何処のご出身ですかとか聞いたりした。ギリシア生まれの英国人のご婦人であった。なんとか自分に関しては、「大学生です」くらい言ってお茶を濁す事が出来た。

しかし切符売り場まで来た時、私は愕然とした。
婦人「新宿三丁目まではイクラ?(キングスイングリッシュで)」
『うーむ、行く方向一緒じゃん。』

その後地下鉄丸の内線が来て、乗って、新宿御苑前につくまでに、ご婦人はものすごい勢いで話しかけてきた。私は「パードン?」「ソーリー?」を連発する恥ずかしい英語を話していて車内の目が気になった。

車中の人(想像)『たいして会話できないくせに外人と話してんじゃねーよ!』

ご婦人は、ご主人が仕事で日本にやってきたのについてきて今は浦安あたりに住んでいるらしい事や、二人の息子はロンドンにいて、クリスマスの休暇には二日間だけ日本に来てくれるのだという事をうれしそうに話してくれた。反面、就職や学生生活に関して、政治学科にいてなぜ来春そういう会社に就職するのかとかいう、私の深いところまで突っ込まれた。どんどん聞いてくるからしょうがなかったけれど。

まいった!と思いながら新宿御苑前に着いておりる私にご婦人はクリスマスと新年を楽しく過ごせるように、といった旨を言ってくれた。

しどろもどろだった私もさすがに最後はきちんと。ニッポン男子たるもの挨拶くらい出来なくては。

"Thank you,I also wish you a merry X’mas and a happy new year."

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