浅草キッド

2001年5月12日
 最近、金曜の深夜、テレビ朝日で3時間くらいのバラエティーをやっている。なんか朝まで生テレビのパロディーみたいなコーナーとか、井筒監督がメジャーな映画観に行ってぶつぶつ言い、最終的にはよく途中でタバコをすいに出てしまうコーナーとかがある。

 今週も朝生のパロディみたいなコーナーがあって、お題は「芸能人で誰が一番喧嘩が強いのか?」だった。ジモンとかサンプラザ中野とかが討論(?)していた。そしてもちろんそこには浅草キッド。

 私は彼等大好きなんですが、最近テレビへの露出が多いせいか、残念ながら結構同じネタをよく聞いてしまうんですよね。しょうがないことなんですが。昨夜も博士の「大木凡人最強説」。ちょっと飽きたけど、まぁキッドの煽るようなしゃべり方は大好きで、同じネタでもニヤリとさせられました。

 
 昨日はOB訪問のアポを取っただけ。あとエントリー増やした。結構面度くさかったのでまぁ頑張ったか。この時期にOB訪問とエントリー。季節外れは否めない。でもNO問題(高田延彦語)。ES久々に行き詰まってしまった。

 今日もしっかり、今日を生きよう、日記パワーで。マジっすよ。


今日を生きよう(アルバム『24時』より)
        
        サニーデイ=サービス

いつでも 君と飛ぼう もう明日が 来なくても
春は 遠いかなた もうすぐかな 誰か見たのかい

なんにも知らない ふりして 
今日を生きよう 今日を生きよう
天使じゃないって ああそうさ 
僕は恋に しびれている だけなんだ

(歌詞不正確かもしれません。すいません。でも今日を生きようっていう決意の表れとしては書いておきたかった。)
 タイトルは去年でたルー=リードのアルバムの一曲目。まあ、去年で58歳だったけど、アルバムのタイトルが『エクスタシー』。58のおやじが恍惚の表情を浮かべるジャケット。およよ(三枝)。

 まぁ、今日の日記のタイトルをなぜこんなものにしたかというと、昨日ワーナーミュージックジャパンのエントリーシート書くときにそのアルバム聴いていたから。「彼の老獪なギターテクニックは、、、」とかたいしてギター弾けないのにえらそうに書いていました。えらそうに書いていたらあっという間に書き終わってまぁびっくり。

 
 最近この日記の効用か、就活もっと頑張ってここに書き記せることをやろう、と考えるようになり、今日初めてOB訪問のアポを取ることができた。いまさらOB訪問も遅いが、私にとっては大きな一歩である(らしい、とはアームストロング船長。でもアームストロングって名前で非力だったりするとやだろうなぁ。僕もイソップ並しか懸垂できませんけど。)

 今日は就職課行って、もうちょっとOBを探索して、時間があったら『ミリオンダラー=ホテル』みに行きたいのです。とかいって、ヴェンダースの映画に通じてるふりして、実は観ながら寝ちゃうことが多いんですよね。長回しは苦手じゃないんですけど。とにかく、ゆくゆくはブエナ=ビスタに出てきた、90歳で葉巻くわえて恋愛語るおじいさんのようになりたいです。でもぞうさんのほうがもっと好きです(松本引越しセンター)。
 実は私にはひとつだけ内定があります。しかし、そこは第2志望業界。やはりまだ就活を続けないわけにはいかんのです。6月に10社以上受けることを目標に今日もエントリーシート書きます。志望業種をもう10社。

 昨日はゼミがあったわけです、昨日書いた通りに。ゼミのやつらや大学の友人の内定話に、ついていけなかった私。彼らの内定した会社に比べると、自分の内定した会社は知名度的には見劣りする(それ以外の要素でも見劣りするだろうけど)。就活前までは、そんな状況でも胸張って自分の行きたい、もしくは行くことになる会社の名前を堂々といえるはずだと思っていたが、実際昨日のような状況で私は、ゼミのあとで夕飯を食いに行く輪から自然と外れていた。そんな感じです。

 ま、ある意味心細いんですが、普段そんな時は映画か音楽なんですが、そんな暮らしの中で昨日は少し本を読んで勇気付けられた部分があったので引いておきます。では。
 
 
 子供は何でも知っている。満州から親子五人逃げてきたがもういけない、この下の子を捨てなければ上の子も助からないと母は捨てる機会をうかがっている。子は母の手にすがって、こけつまろびつ従っている。手を放せば置き去りにされることが分らぬ子はない。そんな子は子供の資格がない。
(山本夏彦 『私の岩波物語』 文藝春秋 1997年 49頁)


 今日はゼミがあって。つまり行くところがある。なんて素晴らしいことなんでしょう。たいしてゼミで発奮しているわけではないけれど、ゼミの教授は今年度の最初の飲みで女の子だけを連れて怪しいバーに2次会行ってしまうけれど、行くところがあるっていうのはうれしいもんです。

 結局、昨日映画みた。「風が吹くまま」、A=キアロスタミ監督作品。抽象的な台詞も無くは無いが、嫌味が無い。きっと美しい自然、建物のロングショットがなせる技なんでしょう。その上にじみ出る生への讃歌、死へのおそれ。前作「桜桃の味」に良く似ていた気もするけれど、とても満足満足。

 昨日、ある広告会社に、OB訪問したいんですけど、ってな感じで電話をしたが、そーゆーのうちではやってませんとのこと。今日もどこかに電話かけてみようと思う。

 就活に関連することでも、関連しないことでも、頑張ろう、今日を生きよう、と思う。曇りだけど。
 今日は2社くらいエントリーを増やしたいなと思いながら起きる。しかしなかなかやる気は起きてくれないので、友人を介して知ったこの日記を書き始めることにした。最近就職活動における持ち駒も減り、かといって学校もほとんど行く必要が無く、バイトも少ないので、普通に毎日定期的にやることが無い。昨日も夜中のテレビで、中田英寿の「よっしゃあ」っていっているところを何回も見ていました。
 だからこれから、なるべく早起きをして1日の最初にこの日記を書こうと思った(今)。なるべく。
 あ、今日中に返さなくてはならないビデオが。今気づく。しかし見ないで返すのだろう。2週間くらい前はあんなに見たかった映画を今は見る気がしませんみたいなことが最近良くある。
 あと、やろうやろうと思っていたOB訪問も結局はやらずにここまで就職活動を進めてきてしまった。
 今やるべきことはなんだろう。映画stereo futureのCMを思い出す。ピエール瀧が一瞬見えるなぁー、とか思う。あと緒川たまきが出ているなぁーとか。あと、緒川たまきのお父さんがうちの親父の会社にいるなぁーとか。おれとお見合いの話にならないか、とか。もしお見合いになったら、「日曜美術館とか見てましたよ」ぐらいしか言えねぇんだろうなぁ、というところまで思ったときにようやく私は自分の器量の小ささと共に、現実を見据えなければ、と渋谷陽一と同じくらい思う。昨日髪を切ってもらいながら、つまらない雑誌群の中でようやっと見つけたロッキングオンの最新号でお勉強したことは、彼の誕生日が6月9日であることと彼がそれを「ロックの日だぜぇー」といっていたこと、、、。
 さてさてエントリー、エントリー。

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